今まで以上の未来へ向かって!
My Natural Garden & Cafe
健康

健康の為にも 歯は大事

9/24

9月24日は「歯科技師工記念日」らしいです。

この記念日、聞いてもピンときませんが、歯科技師工とは入れ歯や差し歯、銀歯などの制作・加工を行う医療系技術専門職の事で、国家資格らしいです。9/24は、その記念日です。

なので、歯にちなんだお話をさせて頂きます。

歯医者に通うことに

私は小さいときから歯が強いと思っており、虫歯になって歯医者に通った記憶はありません。小学校の頃に毎年行われていた歯科検診で虫歯を指摘された事が無かったので歯医者に行くことがなく、歯には自信を持っていました!!

歯医者さんのイメージ・・・  歯を抜いたり機械の音が鳴り響く、恐ろしいイメージで塗り固められ、怖がりでビビりの私としては「近寄りがたい場所」でした。友達の話では、奇麗な歯科衛生士さんがいて、その人目当てに通ったり・・てな話もチラホラ聞いたりはしてましたが。。。

そんな私が歯医者に通うようになってしまったのです・・

理由は、数年前、息子の歯科検診に定期的に通っていた妻が、息子と一緒に歯科検診を受けたのがきっかけでした。妻が言うには、歯医者に通う人は虫歯だけじゃなく、歯周病予防の為だよ!虫歯がないからって歯医者と疎遠になっていたら歯が抜け落ちて、取り返しがつかない事態になるよと、力説されました。

そうは言われても、、、 やはり抵抗があり、なかなか足が向くことはありませんでした。

でも、少し気になってきて、鏡で歯をよく見てみたり、やたらと歯磨きの時間を長くしてみたりしました。また、よく考えてみると虫歯は無いと自分では思っていても実はあるのかも?と思ったり、、歯磨きした際に、時々出血しているのも気なってきました。。。

気になってきたら落ち着かなくなってきて、、、、 自分なりに歯周病について調べてみたら、歯周病は、細菌の感染によって歯茎が赤くはれたり歯茎が抜け落ちたりする恐ろしい病気。歯医者さんに行けば歯周検査といい、歯周ポケットと歯肉の間の隙間を測定する検査を受けて、ポケットが深いほど骨が溶けていることになります。と書いてあります。

「よしっ!、気になるのなら妻の言うとおりに一度歯医者に行って検査してもらおう。」私にとっては一大決心でした!

思い起こせば小学校低学年以来の、、、そして三十数年ぶりの歯医者です。

歯医者に行く決心

今から6年前にさかのぼり、私は歯医者に行く決心をしたのでした!!歯に自信があって、「虫歯ないから行く必要なし」という気持ちはすっかりなくなってしまいました。

歯医者に行き受付を済まして待合室で待っていると、予想通り「きぃぃ~ 」という何とも言えない音が診察室の奥の方から聞こえてきます。逃げ出したくなるほどの気持ちを抑えて順番を待ちました。そして順番がまわってきて緊張しながら診察室に入りました。

先生から色々な質問を受けた後で、歯の検査です。歯周ポケットの深さと出血率を丁寧に書類に書き込みながらやっていきます。その検査が終わった時は、、、口の中が血まみれになっていました。何がどうなっているのか良く分かりませんでしたが、歯茎の状態が良くないのは普通に把握出来ました。その後は、虫歯の検査をやり、レントゲンを撮りました。

検診が終了して先生から告げられたのは、歯茎年齢がかなり高く、近い将来に歯槽膿漏になってもおかしくないと予想外の事を言われ大ショックをうけました。検査をしている途中で出血量が多かったのである程度は覚悟してはいましたが、、、  また、虫歯も軽度ですが数本見つかりました。。

通院

その日から私の歯と向き合う日々が半年ほど続いたのです・・

2週間おきの定期通院、毎食後の念入りな歯磨き、フロス。。普段の生活から、歯の事を心掛けるように。。歯が健康ではないと、体に悪影響を与えることも学びました!歯医者に行くたびに、歯周ポケットの深さと出血率の検査があり、この数値との戦いの始まりです!

最初は、歯周ポケットの深さ6~8㎜で40~50%程の出血率でした。本当にひどい数字です。。3㎜以下で10%切る事を目標に、歯磨き(特にフロスを念入りに)頑張っていきました。歯磨きは今まで歯をゴシゴシ必死に磨いていたのをゆっくりと丁寧に歯茎メインでやるようになりました。歯医者さんが言うには、このやり方が基本らしいです。このころ、私自身少し歯に対して意地になってたと言うか、、神経質になってしまってる程でした。継続は力なり。。そう思って頑張りました。今までの長年のツケですね。。。。

約3カ月過ぎたころ、、、

目標としていた歯周ポケット3㎜に対して、3~4㎜、出血率10%切って8%に。。そして半年後には3㎜以下で5%切るほどに!!歯医者さんからも、立派な若い歯茎を取り戻しましたね!  と言われて大喜び!!!!出血率の検査の時も血まみれになることも、もちろんありません。

でも、これを継続しないと意味がなくなるので歯には非常に気を遣うようになりました!

測定

歯周病の測定は専用の器具で歯と歯茎の隙間を測っていきます。先端のとがった器具を歯茎に差し込んでいきます。

  • 3㎜≦  正常  
  • 4~5㎜  軽度~中等度
  • 6㎜≧  重症 → 以前の私

また、出血率は専用器具で測っていく中で、出血するかしないかをチェックしていきます。10%台だと問題ないようです。

歯周病

歯周病は、近年日本人の約8割が感染しているとも言われています。また、歯周病によって老化を加速させたり、様々な病気になるリスクが高まります。

指摘されている病気は、心臓疾患、脳血管疾患、肺炎、糖尿病、骨粗鬆症、肥満、などです。歯周病菌には毒素があり、体内でその毒素を迎え撃つ為に免疫が活性化されて、身体のあらゆるところで炎症反応が起こると言われています。そのことによって、様々な体内組織がダメージを受けるのです。特に糖尿病と歯周病は関係があるそうです。色々考えると怖くなってきますよね。

歯が健康であれば(特に歯茎)、歯周病も心配しないで済みますし、好きなものをなんでも食べることが出来ますのでいい事ばかりです。

今回学んだことは、

①歯磨きは、歯茎を優しく丁寧に磨くこと

激しくゴシゴシ磨いても、歯茎を傷めてしまうだけで、細かい汚れが実は取れていないんです。ゆっくり優しく歯茎から磨きながら歯の間の汚れを取っていくイメージです。磨いた後に舌で歯を確認するとツルツルになっていて分かりやすいです。激しくゴシゴシ磨いた後だと、舌で確認してみると、、意外とザラザラなんです。私は歯磨き後は必ず舌で確認しています。

②フロスを必ずやる事。

フロスは細い糸みたいなものを歯の間に通します。私は人生でフロスやったこと一度もありませんでした。最初のうちは、フロスやると歯の間から汚れが沢山とれて、めちゃくちゃにおいがして臭かったです。

フロスや歯間ブラシはたくさんの種類があるので、色々試して自分に合ったものを選ぶと良いと思います。我が家では、自分と息子はウルトラフロス、妻は、糸タイプフロスを使用しています。

この2点、今は必ずやって健康な歯になって6年ほどたちます。

また、歯ブラシはこまめに買い替えることをお勧めします。歯ブラシの先端部が真っすぐなっていなければ、せっかくきれいに磨いたのに汚れがとれません。チェックが必要ですね。。

自分では、虫歯ない!歯茎も問題なし!と思ってる人多いと思います。私もその一人でした。ですが、しばらく歯医者に行ってない人は行くことをおすすめします!!

間違った歯への向き合い方してる可能性大です!