読書量
ここ数年読書量が大幅に増えました。新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増えたからでもなく、時間にゆとりが出来たからでもなく、ただ単に本から様々な事を吸収したい!きっと仕事に生きるはず!と思いながらむさぼり、カテゴリーは関係なく読み始めました。今思えば、きっかけもよくわからない様な感じです。
でも、今となっては勉強の為という気持ちはなく、面白い!たのしい!のめり込んでしまう!!それだけです。
こうなってしまえば、読書しなければ!といった義務感はないので自然の流れといった形で読書量増えてきます。興味持ったり、普段の生活の一部になってくると、誰しもそうなるはずです。
文字だけの本、漫画でもいいですし、自然な流れで読書は楽しみたいです。
私が思う読書の素晴らしいところ
- テレビやラジオなどより活字を読むことで頭の中に残っている。
- 気付いたらものすごい量の情報を得ている。
- どれだけ時間がたっても色あせず、時代は関係ない、古くならない。
- 語彙力や文章力がいつの間にか向上して、アイデアも湧きやすくなってきたような・・
- コミュニケーション力がアップして会話の幅が広がっていく。
- 作者の色んな考え方、話の持って行き方、多様な価値観を知る事が出来る。
- 様々な事を想像でき、頭の体操、運動をしている。年齢を重ねてきたらボケ防止にもなるのでは?
- 知識が深まる。
- 対応力アップして、仕事などで失敗しても役に立つ
- 意識しなくても文章を読むスピードが上がっている。
対応力
ふと思いつきで上げただけでも、これだけ出てきました。時間かければ、色んな事が出てくるような気がします。一番は、私の場合は対応力かな~と思ってます。日々仕事をやっている中で色んなケースを読書量のおかげで自然にカバー出来てる!って感じます。読めば読むほど、ある意味安心感でてくるんです。
変に思うかもしれませんが、衝撃的なんです。数年前までは、はっきり言ってあまり読書するほうじゃなかったんです。読んでも年に数冊。。読書って必要?って感じでした。それがこんなにも変わりました。
本を読めるって特別な事って思ってます。情報が頭に残りますし、しかもその濃度が全然違って思えます。今後もガンガン吸収していきたいし、息子や会社の同僚、友人にも読書はいいよ!って伝えていきたいし、発信していきたいです。
まずは、小学校の頃に最初に何度も読んだ本を紹介します。
小学校に時、最初にハマった本
私は、小学校低学年の頃から野球が大好きです。小・中・高と野球部に没頭しました。小学生の頃、プロ野球界はジャイアンツの原選手が若大将と言われていて、原選手の大ファンでした。今は、ソフトバンクホークスのファンですが私の住んでいた九州は当時プロ球団がなく、テレビ中継と言えばジャイアンツ戦のみ。。ジャイアンツが勝てば大喜び、負ければ大泣きして悔しい思いをするくらいでした。特に、原選手に対する思いは半端なく、一時期バッティングフォームも真似して、打った後のバットの投げ方まで真似してました。
そんな中で、小学校の図書館で出会った一冊の本、ただ、野球つながりで手にした本、
「王貞治 物語」
この本を読んでみて、小学生ながら野球の見方、そして取り組み方が、、、、
ガラリと変わりました!!!
もちろん勉強もかな?!
野球に対する向かい方、どれだけの努力をしてたか・・世界記録を今も保持している868本のホームラン!それ以上の努力の人。。。。人としても本当に素晴らしいです!今も尊敬する人と聞かれれば、王さんと迷いなく言ってしまいます。
現役時代は全くしりませんが、小学生の私が、心打たれて、2度3度図書館でかりて、何度も読み、結局購入までしました。
その王さんの名言、
”努力は必ず報われる。
もし報われない努力があるならば、
それはまだ努力と呼べない”
この言葉、凄いと思いませんか?挫折しても何度でも頑張れます!
今もこの言葉を思い出して、単身赴任で辛いときや仕事でうまくいかない時も「なにくそ!」と思ってまだまだだぁ~!と思って立ち向かってます。
社会では、人それぞれ立ち位置が違うと思います。しかし、いい意味で自分を追い込みそして自分に厳しくすることは大事です。息抜きをしながらも、私自身この言葉を心に毎日頑張って行きます!!!
この言葉を聞いてどう思いますか?
読書の大切さを投稿させて頂きましたが、、
それ以上に最近よく聞く言葉が「聞く力」です。
非常にシンプルで単純に思いがちですが非常に奥が深いんです。。私は、サラリーマン社会で過ごしてきて、以前はこれ程この言葉を深く考えることはありませんでした。特に現在の立ち位置である中間管理職になるまでは、、、
若いころは自分の事で精いっぱいで、自分自身の数字をあげる事や時には上司の顔色を伺いながらうまく立ち回ったり。でも、自分の数字をあげて行けば上手くいくんです。
でも、どこかある時期をきっかけに、、
考えさせられる
自分の思いや意見を言えるのはある時期を境に一変ます。相手の言ってることをいかに聞き出してそれを反映して、自分の意見を押し殺しつつも全体のことをいかに考えていくか。。
でも、これっていかにつまらない人間になっていくか。。
本当に考えさせられます。
最近は「聞く力」が重要視されてきてその類の本も数多く出版されています。
相手の事をもっと知りたいから?自分の思いを伝えたいから?もっとわかってほしいから?相手と仲良くなりたいから?商談をまとめたいから?人間関係のため?
一体目的としているのは何なんでしょう?
共通しているのは、聞くだけではないという事。。。その先には、聞いた上に、話して、いかに伝える事。コミュニケーションは一人で行うものではありません。必ず相手がいて成り立ちます。
「聞く」ことが出来れば、「話す」ことが出来ると思います。つまり「聞く」ことは、「伝える」ための行動でもあります。
「聞く力」は、「話す力」以上に重要
子を持つ親は、「よく話を聞いてくれる子は育てやすい。」といった言葉をよく耳にすることがあります。子供だからある程度ワガママでも仕方ないし、のびのび育てるには、多少は仕方ないことだとは思います。しかし、肝心な時に何も話を聞いてくれなかったら、本当に困る事と思います。うちの子は話を聞けなくて・・・と嘆いてるお父さんお母さんも少なくないでしょう。。
小学校入学前くらいまでは、まだそんなに機会はないと思いますが、入学すると人の話や先生の話を聞く機会が一段と増えてきます。授業、行事、朝の会、運動会、、、、 今の小学校では「聞く力」に力を入れていると聞きます。子供は、自分のことが話したくてしょうがなくそれが当然のように思われてるかと思います。
今、小学校や塾では、先生がお話をして終了した後に、その話に内容についての出題される形式の問題が非常に多いようです。そういった話も妻から聞くことが多々あります。これこそ「聞く力」が試されています。
私も小学生の息子がいますので、家庭内でも「聞く力」を養っていきたく思います。この力がつけば、それに比例して学力もきっと上がっていくはずです。
多数のの著書を出している話し方研究所会長の福田健さんは、子供たちの聞く力について以下のように話しています。
子どもの視点は自己中心に傾きやすい。自他の区別がついて、相手の存在を意識するようになった段階で、親は子どもの聞く力が伸びるように手を貸さなくてはならない。それを怠ると、話を聞く力が身につかないまま大人になってしまうのだ
引用元 福田健『わが子に伝える「話し方」の技術』 小学館 2014
最強の武器
話は変わりますが、
先日、岸田さんが第100代の首相に選出されました。4名の候補者の中から激戦の末に選出されました岸田首相は様々な事を言われ批判を浴びてはいますが、普段から市民、国民の声に耳を傾け、バランス感覚に優れて聞く力を重要視していると聞きます。
近年、アメリカや中国が争いを続けている中で、日本が果たすべき役割も年々増加してきており、先日発足した新内閣は数々の問題と向き合うことになりそうで課題も多そうです。
聞く力が得意な岸田首相は、今、耳を傾けるのは国民の願いなのか?それとも国会議員の声か?それが今後問われてくることもあるかと思います。
いちサラリーマンとして、今後の動向が非常に気になりますし、楽しみにもしています!!!
最強の武器ともいわれている 聞く力 鍛えていきたいです。